●リフォームできるのは専用部分だけ
マンションの場合は、 部屋の内部のみが「専有部分」となります。 それ以外は「共有部分」ということです。 つまり、玄関ドアやバルコニー、サッシは、なんと共有部分になってしまうのです。勝手に変えたり、穴などあけられないので注意しましょう。
●間取り変更が難しい建物は？
３階建て以上の高さのマンションの場合、鉄筋コンクリートお造などで造られています。一戸建てと違い、無闇に間取り変更が出来ない工法の建物が多いので気をつけましょう。 《ラーメン構造》 鉄骨や鉄筋コンクリートで柱と梁を接合して建物を支える工法で、専有部分の住宅内部のレイアウト自由に替えることが出来ます。 《壁式工法》 鉄筋コンクリートなどの壁（面）で建物を支える工法で、その壁は、支えとなっているので取り外すことは出来ません。 間取り変更には、制限があるので注意しましょう。
●水廻りの移動は要注意！
水廻りを移動する時は、給水管・給湯官・配水管・換気扇など、様々な配管設備をいじらなくてはなりません。 床下の配管スペースにどれだけの余裕があるかで、 移動の度合いが変わってきます。
●マンション規約の確認は、忘れずに！
この管理組合の規定というのは、マンションそれぞれにありますので、必ず確認しておきましょう。 また、リフォームをすることが決まりましたら、届出が必要になりますので、管理組合への連絡は必ずしておきましょう。 トラブルにならないように、お隣や、同じ階、下の部屋など、気になるご近所への挨拶もしておいたほうがいいでしょう。